「パソコンを教えて欲しいんですけど。」
知り合いや、お客様から、そう言われることがあります。
「テニスを教えて欲しい」とか、「サッカーを教えて欲しい」というのならば分かります。
「では、ラケットの持ち方から学びましょう。」
「サッカーのときのボールの蹴り方は・・・・」
このように、早速始めることができます。
しかし、「パソコンを教えて欲しい」というのは、例えば、「スポーツを教えてください」と言っているのと同じなのです。
「どんなスポーツをやりたいですか?」
たいていの人は、そのように質問を返すでしょう。
でも、「パソコンで何をやりたいですか?」と聞くと、「分かりません。」と答える人が、たまにいらっしゃいます。
パソコンで何ができるのか?パソコンで、こんなことがしたいんだけど。
そういうところまでは、自分で調べたり、人に聞いたり、考えたりしてみてください。
パソコンでは、本当に様々なことができます。
一口に「あの人はパソコンができる。」というのは、われわれが聞くと、少々違和感を感じます。
・ワープロで、案内状が作成したり、表計算ソフトで、家計簿が作れる。
・コンピューターグラフィックで自分の思いのままの世界を表現できる。
・パソコンを使って、自分の音楽を作曲することができる。
・データベースを使った、企業向けの業務アプリケーションを構築することができる。
これらすべてができる人は、なかなかいないかもしれません。
パソコンは、単なる道具です。
その道具で何ができるのか?パソコンは、そこから始まります。
ワープロの機能を最初からすべて覚える必要は無いのです。
ワープロで、年賀状が作りたいと思えば、それに必要な機能だけを覚ええればいいのです。
使わない機能は、どんどん忘れます。日頃使っている機能は、まず忘れません。
「パソコン教室に通ったけれど、全部忘れてしまった。」
それは、パソコンぐらいは覚えなければ、という焦りでパソコンの学び方を間違えてしまった結果です。
「パソコンを覚えたい!」その気持ちは分かります。
しかし、その前に「パソコンで何ができるのか?」「自分はパソコンで何がしたいのか?」そこのところを一度じっくりと考えてみてください。 |