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| 2002/08/26
MON MS-DOS |
この世にまだWindowsが普及していなかった時代、人々はパソコンへの命令のほとんどをキーボードに頼っていた。
ファイルのコピーには、COPYコマンドを入力し、ファイルの削除には、DELETEコマンドをキーボードから打ち込んでいた。
Windowsが普及して、パソコンへの命令のほとんどをマウスで行えるようになり、とても素早く命令を出し、視覚的にパソコンと付き合うことが出来るようになった。
そして、人々は、MS-DOSの存在を忘れていった。
MS-DOSとは、「Microsoft Disk Operating System」の略である。
Operating Systemとは、簡単に言えば、ユーザーの要望をパソコンに伝えてくれるシステムである。
現在、主流のOS(Operating System)は、Windowsである。
先日、あるお客様からの依頼で、パソコンのメンテナンスに行きました。
「ウィルスに感染し、操作中にも関わらず、パソコンがいきなりシャットダウンされてしまうので、購入時に付属していた<バックアップCD>を使用して、パソコンを購入時に戻そうとした。でも、なぜかマニュアルどおりの画面が出てこないので、何とかして欲しい。」
それが依頼の内容でした。
お客様宅に行き、パソコンを立ち上げると、Windows98の起動直後、いきなり画面が真っ暗になり、電源が落ちてしまいました。
少し前までは、一応Windowsが立ち上がり、Wordなどのソフトも立ち上がったとのこと。
しかし、Wordの操作中でもお構いなく、電源は落ちてしまうと言うことでした。
これは、Windowsのクリーンインストールしかないと判断しました。
バックアップ用起動ディスク(フロッピーディスク)と、バックアップCDを使って、ハードディスクの初期化とWindows98の再インストールを行おうと、フロッピーを入れてパソコンの電源を入れました。
すると、画面にはエラーの表示・・・error line 3・・・error line 4・・・error line 5・・・error line 6・・・error
line 7
どうやら、Config.sysで記述しているファイルが読み込めないようです。
フロッピーが壊れている!!!これでは、どうしようもありません。
冷や汗が、ジワリ。
仕方なく手持ちのWindows98をインストールしましたが、ほとんどのドライバーが無く、まるでセーフモードで起動したような状態でした。
ここで、先ほどの壊れたフロッピーの中身をハードディスクにコピーしてみました。
すると、一つのファイルを除いてコピーできたのです。
「これはラッキー!」と思い、一つを除き、オリジナルのフロッピーと同じフロッピーを作成することが出来ました。
しかし、その一つのファイルが元で、Autoexec.batでエラー。途中で止まってしまい、先に進むことが出来ません。
冷や汗が、タラリ。
MS-DOSを知らなければ、ここで終わっていました。
しかし、MS-DOS時代、徹底的に覚えこんだ、バッチファイルの書き方がここで役に立ったのです。
Autoexec.batの中の壊れたファイルを呼び出している行をまたがせて、無理やり次のステップに飛ばしたのです。
壊れたファイルは、パソコンの機種を判定しているものだったので、飛ばしても問題ありませんでした。
これで、無事にそのパソコンを購入時の状態に戻すことが出来ました。
今、Windowsしか知らないパソコンユーザーがほとんどではないでしょうか。
しかし、Windowsしか知らない場合、マニュアルの通りに進めば問題ありませんが、一旦マニュアルを外れると手の施しようがなくなってしまいます。
MS-DOS。普段は全く必要の無い知識ですが、ピンチのときは、まだまだ生かせる知識だと、実感しました。 |
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